◆トヨタハイエースで夏季車中泊のとき何も対策をとらないと車内は大変暑くなります。このために、一晩中クーラーをかけておくことも可能ですが、エンジン音で廻りに迷惑をかけることはマナー違反でもあり、燃料の消費もかなりかかります。風を通すことにより、少しでも涼しくなるのではと考え、リアーのドアに隙間が出来るようなパーツをつくりました。
勿論、セキュリティも考えドアロックが掛るようにしております。
ネットで検索すると同様なものがありますが、用途に対して高価なため原理を参考にさせてもらい手作りとしました。ドアロックの仕組みを事前に確認するとリアーのドア側に差し込むとロックすることが分かり、この部分に下記画像の一番左の部品をセットするようにしました。
左から二番目は2つのフックをジョイントするパーツとナットです。フックにより、ねじ山が合わないときはこのナットでとめます。三番目は、斜体側へ引っかけるパーツです。一番右は
三つのパーツのセット後、中に差し込みグリップとするスポンジ状のものです。
これらは、いずれもホームセンターにて購入しました。合計金額は1,000円にもなりませんでした。
◆金属のパーツを組み立てた画像です。車体側のフックはジョイントのパーツとねじ山は合いましたがドア側はフックが少し細くねじ山とかみ合わないためナットでとめました。ホームセンターで購入するとき、このセットパーツを合わせておきました。
◆金属のパーツをセットし、穴の空いたスポンジ状のグリップパーツに差込ました。
かなりきつく力が必要ですが、セット後は抜け落ちる心配はありません。見栄えも金属だけよりもかなりいいです。上下のフックの締め具合で若干隙間の調整は可能となります。
◆まず車体側へ片方のフックを掛けます。このときは、ただ掛けるだけなのでなにもコツなどは必要ありません。
◆丸い方をドア側に掛けますが、このときこの隙間には腕しか入りませんので、正確に差込ができるようにフックの形状がドアの金具にカチと収まるようにする必要があります。コツはフックを垂直にドア側の部品の受けの真ん中にくるようにします。見ることは出来ず、腕だけで行いますので慣れるまでは、多少戸惑います。
◆取付が完了すると、このくらいの隙間で閉じられます。この後、キーロックすれば表からは開けることができません。腕を差し込んで車体側のフックを外そうと思えば出来ないことはありませんがガチャガチャと音がするので、気が付くことができると思います。
心配な方は、車体側のフックをもっと引っかけずらいパーツとすれば良いかと思います。
◆これで、完成です。
実際に、車体とリアの間に防虫ネットを掛け、この状態で使用しましたが、あるのとないのとでは、風が通りが全然ちがい、朝までぐっすり眠れました。
暑さ対策の一つのご参考になればと思いアップしました。