ハイエースの車中泊用に車内に2段テーブルを、DIYで取り付けました。

棚板の設置位置

◆ハイエース車中泊のとき、車内で着替えや食事、休憩などをするとき、後部座席を倒しフラットの状態にすると、とても広くなり長さ、幅はとても余裕が出てきますが、ベットを設置しているため高さは立ち上がれる状態ではなく、座ってなんとか過ごせる状態です。

このため、立てないので着替えずらくスラックスをはくときは、仰向け状態で足を持ち上げてはいていました。食事も窮屈で食べた気がしませんでした。

この様な、状況を解決できないかと考え、後部座席を折りたたみ収納してみたときに思いつきました。折りたたんだ状態の後部座席は一番上が丁度ベットに腰かけたヘソの高さになりました。また折りたたんだことによりベットと後部座席との間に50~60cmくらいの隙間ができました。

この状態を利用してベットに嫁と二人、横に腰かけ、前にテーブルがあればそこで食事ができそうなのと、多少かがめば隙間に立つこともできるので、着替えも容易にできそうなので、早速、テーブルにする棚を取り付けるため寸法を測り、ネットにて白い棚を注文しました。

アイリスオーヤマカラー化粧板 ホワイト(45 x 120 x 1.8:2,200円下段用)と同(40 x 120 x 1.8:1,600円上段用)の2枚です。

2段の棚板

2段の棚板です。

◆棚板が到着後、それぞれの棚板の手前の両端にフックを引っかける穴をドリルで空けました。

近くで見た棚板

近くで見た棚板です。

◆下段棚板の奥側は後部座席を畳んだときに棚板を、乗せる巾が大分あるので、ただ乗せるだけで十分と考え、敢えて何もしていません。上段は、運転席と助手席の肩部分に乗せるのですが、このままの状態ですと乗せる巾が少ないためすべり落ちる危険性が大です。そこで、両ヘッドレストの差込む金属棒に合わせ板側にドリルで凹みを作り、この凹み部分に金属棒がくい込むようにしました。運転席、助手席が上手く、くい込みましたら更に抜けない工夫として凹みの両側へ、針金が通る穴をドリルで空けました。この穴に針金をと通し、ヘッドレストの差込棒へ括り抜け落ちないようにしました。(針金を通し括るのは多少時間がかかるので、ワンタッチで取り付ける金属の棒を加工したものを作りました。)

これで、棚板の奥側は完成です。

下から見た棚板

下から見た棚板です。

◆あとは、手前側を固定すれば完了です。下段の手前側の固定は、まず、運転席と助手席のヘッドレスト差込棒(いずれも外側)へS字フックを取り付けます。そのS字フックに金属チェーンを引っかけ棚板側にも、フックを掛け予め空けておいた穴に引っかけ、水平になるようにチェーンを調整すれば完成です。

上段の手前側の固定は自分のハイエースは、天井に棒を取り付けていたため、これに【S字フック ― チェーン ― フック】と連携させ予め空けておいた穴に引っかけ、水平になるようにチェーンを調整すれば完成です。完成は、こんな感じです。手前は50~60cmくらいの隙間です。
※天井に棒がない場合は、後部座席の乗り降りするとき握る‟とって”を利用すればよいかと思います。

棚板の設置位置

棚板の設置位置が分かります。

◆棚板に滑り止めマットを敷き、物を置けば、急発進、急ブレーキをしなければ崩れ落ちることはありませんでした。右側には扇風機も取付ました。

後方から見た棚板

後方から見た棚板です。

◆この棚板を取り付けることにより、小物を置ける棚ができたのと、座って楽々食事がとれるようになり、更に着替えも難なく行えるようになりました。とっても、快適です。

ベットのスペースは、後部座席がなくなっても、平均身長であれば問題なく足も延ばせます。

★厄介なことは、後部座席が必要となったとき、この棚板を取り除くこととなりますが、棚板確定時の【S字フック ― チェーン ― フック】の一連の部品を固定しておき、直ぐ外せ、直ぐ取り付けられるようにしておくと、後部座席のセッティング、棚板のセッティングも容易にできるようになります。

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